ひとりごと

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デリケートゾーンの“黒ずみ”を気にしてる? そんな時に知っておきたいこと

 

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デリケートゾーンの“黒ずみ”を気にしてる? そんな時に知っておきたいこと

 


巷には、「デリケートゾーン専用の美白クリーム」や「性器がピンク色になる石鹸」などが販売されているようですが、元々膣の周りや小陰唇・大陰唇といった部分はメラニン色素が多く、黒っぽくなっているのが正常です。俗にいう「サーモンピンク」の外陰部などあり得ないのです。これらの部位に、いくらクリームを塗ったり石鹸でケアしても、基本的な体の色としてついている色素は薄くなりません。また、「その色である必要があるから」外陰部や乳首など、他の場所とは異なる色になっているのです。

 

 一方、元々は他の場所と同じ色だったのに、お尻の坐骨が当たる辺りやショーツが当たるラインが黒ずんでくることがあります。強い摩擦や圧迫が同じ場所にかかり続けると、そこだけ皮膚が厚くなり、黒ずんだ状態になることがあるのです。こういった黒ずみは、ある程度皮膚への刺激を防ぐことで予防することができます。ただし、いったん色素沈着が起きてしまうと、なかなか元には戻らないので、同じ部分が刺激されるようなきつい下着をはかないようにしたり、その部分をごしごしこするような洗い方をしないようにあらかじめ注意しておきましょう。

 

 カンジダ外陰炎など、外陰部に強い炎症が起きてしまった後、炎症後の色素沈着が起きることがあります。この場合、完全に元の色には戻らないかもしれませんが、ビタミン剤の内服である程度薄くすることは可能です。色素沈着に対するビタミン剤は、婦人科や皮膚科で処方してもらえますので、炎症が治まった後に黒ずみが気になる場合は、受診して相談してみるといいでしょう。

 

 性器の色が気になるのは、主に男性側の目線を気にした時かもしれませんが、そもそもちょっとした皮膚の色の違いが分かるほど明るい場所で性行為を行うケースはまれですし、女性の性器の色をとやかく言う男性とは、あまりよいお付き合いはできないものです。ネットの情報に踊らされず、医学的に正しい方法で、デリケートゾーンをお手入れしていってくださいね。

 


清水なほみ

NPO法人女性医療ネットワーク理事・NPO法人ティーンズサポート理事長。日本産婦人科学会専門医で、現在はポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ院長。病院に行きづらいという患者さんの悩みを、現役医師の知識を活かしてサポートしている。

 

 

  

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