言葉を変えれば、人生が変わる

言葉を変えれば、人生が変わる よりよい言葉は、よりよいセルフイメージをつくり、 よりよいセルフイメージが、よりよい思考をつくり、 よりよい思考が、よりよい行動をつくり、 よりよい行動が、よりよい人生をつくっていく よりよい言葉で、人生は変わっていくのです あなたの言葉が、 あなたの人生をつくっていくのです Shironeko

妊娠・出産を含めたライフプランの立て方

 

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妊娠・出産を含めたライフプランの立て方

 


 最近はメディアからの情報が増えているので、何となく「年齢が上がると妊娠しにくくなる」という認識は広まってきている印象です。それでも、45歳の方が「やっと結婚できたのでそろそろ妊娠したいと思って」と受診なさったり、44歳の多発性筋腫の方が「まだ妊娠はあきらめてないので様子を見たいです」とおっしゃりながらも不妊専門機関へは相談なさらなかったり、というケースも見受けられます。

 

 何歳だから「妊娠は不可能です」と言い切ることはできませんが、下記データを見ると分かるように「統計学的には」年齢とともに妊娠率は低下しますし、流産率は上昇します。月経が来ていればいつでもすぐに妊娠できる、というわけではないのです。

 

 何歳で子どもを産むのが「ベスト」なのか、または、子どもを持たないという選択が「ベスト」なのか、その答えは自分自身の中にしかありません。40歳を過ぎてから妊活を開始された患者様には、「その年齢だからこそできる子育てや、その年齢でなければならなかった理由が必ずあるはずです。それを夫婦で探してみてください」とお伝えしています。

 

 とは言え、具体的に何歳になると妊娠力がどのくらい下がるのか、といった情報を「知らなかった」がためにチャンスを逃してしまったり、具体的なライフプランを立てずに何となく時間をやり過ごしてしまうのは、ちょっともったいないかもしれません。何歳頃妊娠したいのか、妊娠・出産・育児の時期と自分のキャリアアップやスキルアップの時期をどのように調整するのか、「仮決め」でもいいので、20代のうちからライフプランを具体的に立てておくことをおすすめします。計画はいつでも変更できますし、「私は仕事一筋で生きるの!」と思っていても、ある日突然家庭を持ちたくなるかもしれません。

 

 まずは、将来妊娠したいと思っていても思っていなくても、年に1回は婦人科検診を受けて、「いざという時に焦る」ということのないように日頃からメンテナンスしておきましょう。妊娠を優先すべきか、自分のやりたいことを優先すべきか迷うこともあると思います。20代のうちは、思い切り自分のやりたいことを優先するのもありですし、逆に「早く産んで40代のうちに子育てを卒業してそこからバリバリやりたいことをする」という考え方もあります。

 

 また、妊娠出産と自分のやりたいことを「完全に同時進行」する方法を考えてみてもいいでしょう。30代前半も、まだ妊娠について焦る必要はありませんが、将来的に妊娠したいと考えているのなら、2~3年のうちに「ちょっと妊娠優先」と思えるようにいろいろ環境整備をしていくことをおすすめします。

 

 30代後半になると、自分が「どうしても妊娠したい」のか「妊娠してもしなくてもいい」のかを見つめ直す必要があります。前者であれば、そのほかのことより妊娠を優先した方がベターです。40代に入ると、よりはっきりと「どうしても妊娠したいのか」を問いかける必要があります。妊娠に対するスタンスに正解はありませんが、「どうしても妊娠したい」のであれば、妊娠を最優先して、場合によっては不妊専門機関を受診することも視野に入れた方がいいでしょう。

 

 妊娠するのかしないのか、するのならいつがベストなのか、「正解」はありません。自分にとって、「これがベストな選択だ」と思える選択ができるように、必要な情報をしっかり得て、「自分基準で」ライフプランを立ててみてくださいね。

 


清水なほみ

NPO法人女性医療ネットワーク理事・NPO法人ティーンズサポート理事長。日本産婦人科学会専門医で、現在はポートサイド女性総合クリニック・ビバリータ院長。病院に行きづらいという患者さんの悩みを、現役医師の知識を活かしてサポートしている。

 

 

 

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